宇垣美里「家にいる時も日焼け止めは塗る」

最近、さまざまなセミナーを自宅で受けられる『ウェビナー』が大流行ですね! 中には、ECサイト運営やクラウドファンディングのノウハウなど、実践的な内容を無料で学べるウェビナーも多く、わたしもそういった講座は積極的に受講するようにしています。コロナで外出や大勢での会食の機会が減ったので、その時間を今後のための勉強に充てている感じです。

今日は、たまたま『宇垣美里、日頃からバッチリ紫外線対策「家にいる時も日焼け止めは塗る」』というニュース記事を見かけ、ブログを書くことにしました。フリーアナウンサーの宇垣美里さんは、オールインワン化粧品と各種基礎化粧品やスチーマーを活用し、いつも念入りにお肌のお手入れをされているそうです。ただ、これ資生堂アクアレーベルのウェビナー『うるテク』での発言だそうなので、まぁ資生堂の意図に沿ってあらかじめ用意された内容をお話されたのでしょうね。記事を読むと「いろいろ化粧水とかオールインワンを使ったあとは…」となっており、化粧水・乳液・美容液・保湿クリームなどの役割を1つで果たすはずの「オールインワン化粧品」に化粧水を併用?という、ちょっぴりツッコミたくなる表現もあるのですが、アクアレーベルの商品ラインナップを意識したものなのかもしれません。


ところで、「家にいる時も日焼け止め」については、皆さんどのように感じておられるのでしょうね? BAさんなどは、お客様に「朝のお手入れはクレンジングから」とか、「室内にいても日焼け止めは必要!」などと仰いますが、このあたり実際オススメしている側も実は「ンなこたないだろ…」と心の中で思ってたりします。少なくとも、わたしはそうでした😅 年齢的なこともありますが、毎朝スッピンの状態でクレンジングを使うのは肌に負担をかけかねないし、「室内に届く紫外線」にも種類や範囲があり、窓から遠く離れていれば浴びる心配もなさそうだからです。

紫外線には「UVA」と「UVB」の二種類があり、波長が長いとされる「UVA」については、窓ガラスや薄いカーテンを通過して肌に届いていると言われています。この状態を防ぐためには、①「遮光カーテンを使う」②「窓ガラスに紫外線防止フィルムを貼る」、そして③「日焼け止めを使う」という選択肢があります。

では、ここでお肌を守りたい人が選ぶべき日焼け止めとは、どんな日焼け止めでしょうか? これ、意外に知られていないポイントがあります。日焼け止めを選ぶ際、「SPF50・PA++++」など「とにかく大きい数字が表示されている日焼け止め」を買っておられる方が多いのではないでしょうか。これについて、詳しく解説しますね!



①SPF50とは

まず、「SPF」はSun Protection Factorの略で、先ほど例にあげた「UVB(紫外線B波)」をどれだけ遮断するかという効果指数です。「UVB」は、短時間で肌にダメージを与えて黒化(シミやそばかす)につながりやすい紫外線です。

日焼け止めを選ぶ際、この数値が大きければ大きいほど効果が高い、と思いがちです。しかし、正確に言うと日焼けしないわけではありません。どころか、いくらSPF値の高い日焼け止めを塗っていても、時間がたてば日焼けしてしまいます。「SPF50」とは、何もつけていない状態より日焼けするまでの時間を50倍遅らせることができる、という意味なのです。そのため、数時間おきに日焼け止めを塗り直す必要があります。

②PA++++とは

次に「PA++++」などの値。PAは、Protection Grade of UVAの略で、「UVA(紫外線A波)」を防ぐ効果指数であり、+の数は4段階に分けられています。もちろん、+の数が多いほうが効果が高いです。「UVA」は「一時的」な黒化を起こし、長時間かけて肌の弾力を奪うそうです・・・、恐ろしい💦

ただ、いつでも「SPF50・PA++++」を使えばよい、というものでもありません。これらの値が高いと、それなりに肌に負担がかかるからです。昔に比べればずいぶん改善されたものの、全くなくなったわけではないので、正しい知識をもって日焼け止めを選ぶことをオススメします!

③「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」

日焼け止めは「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」を配合することで肌を紫外線から守っています。まず、「紫外線吸収剤(メトキシケイヒ酸エチルヘキシルやパラアミノ安息香酸など)」は紫外線を熱エネルギーなどに変換して肌へのダメージを防ぎます。サラサラした感触で、肌馴染みも良いのですが、人によってはその熱作用でアレルギー症状を起こしてしまうことがあります。近年、この「紫外線吸収剤」が肌に負担をかけやすいことが知られるようになり、「紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)」の日焼け止めも販売されています。

続いて「紫外線散乱剤(酸化チタンや酸化亜鉛など)」について。「紫外線散乱剤」は文字通り紫外線を跳ね返してくれるので、肌への刺激も少ないとされています。ただ、この紫外線散乱剤だけで日焼け止めを作ると、なかなか肌に馴染みづらく(キシキシする)、見た目も白浮きしやすいです。「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」をうまく配合することで、使いやすい日焼け止めになるのです。

④室内でつけるのに最適な日焼け止めとは?

以上の点をふまえ、室内で日焼け止めを使うのであれば、「SPF15〜30・PA+」程度が一番快適に過ごせ、日焼けもちゃんと防げます。洗濯物を干したり、ちょっとした買い物に出かける時も、実はこれくらいで十分なんです。強力すぎる日焼け止めはクレンジングが必要な場合もあり、ごわごわして肌にも負担を与えます。毎日強力な日焼け止めを塗っていると、かえって肌を傷めかねないので、シーンに応じて使い分け、肌への負担を軽減しましょう。

わたし自身は目に見えない紫外線までは気にしませんが😅 美白に命をかける乙女の皆さんは参考になさってください✨

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA