湯を沸かすほどの地元愛!

どこかの映画をパクったようなタイトルですが😁

最近始めたのですが、Clubhouseってすごいですね!
友達に招待してもらって「音声によるSNSとはこういうことか💡」と新鮮な思いで移動時間などに聞いています(自分は発言せず、新しそうなトピックのルームを探してひたすら聞くスタイル)。

今日は、本国アメリカの人が立てたルームに耳をそば立ててみました。そのルームの名前は、”Why I’m single”だったか”Why I’m free”だったか。。。要は、「バレンタインなのに、なぜ自分は一人なの?」ということを自己紹介し合っているルームでした。

何を隠そう、わたしは一昨年から英語の資格TOEICに挑戦中。こういう英語の恋愛トークはリスニングの練習にぴったり! 闇を抱えてしんどそうな人には必ず”Thank you for sharing,◯◯◯…”と、心のうちを吐き出してくれたことに対してまず形式的にお礼を言うのね?など、リアルな会話から学べることがたくさんありました。人種を問わず皆さん恋バナは好きですよね。日本人だとクリスマスイブに孤独を叫ぶ人が多いけど、USではそれがバレンタインなのかな。

アイコン変わりましたね💡


Clubhouseで話が逸れてしまいましたが、わたしはとても地元愛が強い神戸っ子です。神戸で生まれて、幼少時ほんの少しだけ海外にいて、そこから神戸・京都で育ち、社会人になってからは主に大阪で働いていました。

最初の就職先は上場企業でお給料も良かったけど、仕事に対する充実感や満足度はゼロ以下からのスタートでした。部門初の女性営業として採用されたものの、新人歓迎会初日に上司から酷いセクハラを受け、右も左も分からぬままあっという間に職場で孤立したのです。最初は「男社会」のルールに合わせようと一生懸命努力しましたが、営業先でまで「女につとまる仕事とちゃうんや!」と他社のおっさんから怒鳴られたりして、業界体質の古さに心底うんざりしていました。(女性蔑視発言の森さんは、ちょうどそう言ったおっさんと同年代です)

この頃、すでに転職したいという思いがありましたが、新人配属時から何も仕事を教わっていなかったため何のスキルもなく。「女性が転職するには、事務経験があった方が有利」と考え、パソコン教室に通って資格を取り事務職への異動を希望しました。異動希望自体は一年目から出していたので、三年目に部門長から「三年続けて出した希望を叶えてあげる」と恩着せがましい異動告知を受けた日は、忘れることができません。

そして、四年ほど事務職として働きながら、自分の本質?自分はそんなに無能なの?何か自分に出来そうな仕事はないの?と考え抜いた挙句、「自分は音楽と美術が得意」という結論に至り、デザイナーになると決めました。30歳手前で未経験の、しかも職人的な業界に足を踏み入れるにあたり、いろいろ調べて「大阪芸術大学(学費の安い通信学部)でちゃんとデザインの勉強をする」という選択をし、同時に「できるだけスムーズに仕事現場に入れるように」と民間のスクールでIllustratorやPhotoshopの使い方を覚えました。

こうやって思い返してみると、わたしも一応年齢相応に悩んで、行動したのかな? 最初の数年は、年下のデザイン経験者に意地悪をされたり、全く無関係な人に「あなたにデザイナーは無理」などと言われたり、本当に理不尽の連続でした。でも、結果的に今でもデザインを生業としていること、当時真剣に考えたことは無駄ではなかったと思います。

そして!!!やっと本題に戻れました(笑)。わたしの地元愛!! 元々、文系大学出身だったこともあり、わたしはデザイナーとして仕事をする傍ら、ライティングにも携わってきました。ライターをやっている方ならお分かりと思いますが、何か文章を書くためには、その題材の本質をしっかり見極めた上で、説得力のある内容と構成を考える必要があります。いわゆる、「起承転結」ですね。そこを考える時、当然ながら「いかにして利益を産むか」ということを考え、「いかにして価値を理解してもらうか」ということに真剣に取り組みます。

神戸は、昔は六甲山脈と海の間を東西に走る細長い街だったそうです。港があり、輸出用の真珠が全国から集まるようになりました。また、治外法権の町『居留地』に暮らす外人のために、お肉を美味しく熟成する方法や、コーヒー、パン食などが発達しました。

KOBEビーフは今や世界一有名な美味しいブランド肉です。それに加え(あまり発信はされていませんが)、宮水と呼ばれるきれいなお水と山田錦から作る「灘の酒」も神戸の名産品であり、「灘五郷」は日本一の酒処となっています(実際は、神戸市だけでなく西宮市までをも含んだ酒処です)。そして、真珠。神戸には名だたる真珠メーカーがあり、日本全国の真珠の約7割が神戸に集まってきます。

わたしが今とても強い興味を持っているのは、「灘の酒」と「真珠」なのです。これ、言葉で語ろうとすればするほど、いろんな情報が出てくるんです!そして、世界中で日本食レストランが人気を博している現在、もう中国、アメリカ、ヨーロッパ他ですでに日本酒が作られています。本場の日本のお酒とは違う、彼らの食べ物に合う日本酒です。(日本のお酒の華やかな香りは、彼らの食べ物とは相性が悪いと思われているようです。)

今はちょうどコロナのせいで海外渡航もままなりませんが、一体「彼らの食べ物に合う日本酒」とはどんな日本酒なんでしょうか??? 原材料(山田錦のお米)もすでに彼らの手に渡っているとのことで、そこからどういうお酒を作っているのか大変興味があります。

何だか散文的になってしまいましたが、とにかく今のわたしにとって「灘の酒」と「真珠」には特別の思い入れがあります! 昨年開業したばかりのわたしにとってはなかなか手の届かない商材かもしれませんが、地元っ子として何かこれらの業界に貢献できないか?と、真剣に考えています。だって、本当に質の良いお酒や真珠の値打ちが埋もれてしまう可能性が高いんです。価値が高いものは、ハイブランド品としてそれ相応の売り方をすべきだと考えます。

何か、「灘の酒」と「真珠」に貢献できる方法、ないかしら???
今日は、このあたりで。もし良かったら、今後もいろいろ熱く語る予定なので、ブログ読んでくださいね♪

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